積み重ねの中で、静かにひらいていく
- 2025年12月20日
- 読了時間: 2分
寒さが深まるこの時期。
私自身も、動きづらさを感じたり、
からだが少し重くなるように感じる日があります。
そんなときは、無理に動かそうとせず、
からだの中の流れを確かめるようにしています。
呼吸を整えながら、
いまの自分にできる動きをひとつずつ重ねていく。
そうしていくうちに、
少しずつあたたまり、
からだの奥の静かな動きが戻ってくるのを感じます。
だからこそ、焦らずに、
自分のペースで向き合うことを大切にしています。
感じ方や動き方は、思っているよりも静かに整っていくもの。
すぐに何かが変わるように見えても、
本当の意味での変化は、時間の中で少しずつ育っていくように思います。
その過程が、やがてかたちになっていきます。
今年を振り返ると、
やはり「続けることの大切さ」を感じます。
どんなに小さなことでも、
続ける中でしか見えてこないものがあります。
意識の深さと、くり返し向き合う時間のどちらも大切です。
続けるたびに、少しずつ感じ方が変わっていく。
その小さな時間の重なりが、
やがてからだの奥に静かに残っていくように思います。
動き続ける日々の中で、
「変わらないように見える時間」もあります。
けれど、その中でも確かに、
からだも心も、少しずつやわらいでいきます。
そうして気づかないうちに、
昨日よりも少し呼吸が深くなっていたり、
動きの中に余裕が生まれていたりする。
その小さな変化を感じ取れることが、
何よりも大切なのだと思います。
比べずに、自分のリズムで。
できることも、感じ方も、人それぞれでいい。
大切なのは、今の自分を丁寧に感じながら、
小さな”感覚”を見つけていくこと。
それが新しい動きのはじまりです。
スタジオで過ごす時間の中で、
積み重ねてきた歩みの先に、静かな変化を感じることがあります。
それぞれの中に確かな流れがあり、
変化は、あわてなくていい。
少しずつひらいていく流れを感じながら、
また新しい季節を迎えていけたらと思います。
年の終わりは、何かを足すより、
いまの自分をそのまま整えるとき。
重ねてきた時間の中に、
次の一歩の気配が、静かに見えてきます。
─ Sachiko Shimura Ballet Studio ─
