”感じて動く力”を育てる時間 | キッズモーションクラスを始めた理由
- Sachiko Shimura
- 6月2日
- 読了時間: 2分
更新日:3 日前

このたび、4歳から小学生までのお子さまを対象にした「キッズモーションクラス」という新しいクラスを始めることにしました。
いわゆる「バレエの基礎クラス」とは少し違い、そのもっと手前にある”身体の土台を育てること”に焦点をあてたクラスです。
バレエを始める・始めないにかかわらず、
身体と向き合う入口として、どんなお子さんにも大切なことだと思っています。
”身体の土台”の大切さは、これまでさまざまな場面で、ずっと感じてきたことでした。
重心のとり方・軸の感覚・動きの流れ。
そうしたものが少しずつ整ってくると、立ち方や手足の動きに、ふと変化があらわれてきます。
それは、目立たないけれど、たしかに感じられる変化です。
地味に見えるような積み重ねが、ある日ふっと”踊ること”につながっていく。
その過程を見守ってきたなかで、
この土台づくりには、静かだけれど大きな意味があると、あらためて思うようになりました。
「ちゃんとできる」ことよりも、
”どう感じて動くか”を育てたい。
このクラスでは、ストレッチやシンプルな動きを重ねながら、
無理なく、自然に、からだと仲良くなる感覚や、感じ取る力を育んでいきます。
感覚を手がかりに、
子どもたち一人ひとりが、自分の動きを見つけていけるような時間にしたいと考えています。
このクラスが、子どもたちにとっての”動きの入り口”となり、
やがて、自分らしく表現する力へとつながっていくことを願っています。