ジャイロトニック®︎を通してー軸と呼吸が、からだを支える
- Sachiko Shimura
- 10月1日
- 読了時間: 2分
更新日:10月27日
最近あらためて、背骨の動きに助けられている気がします。
ジャイロトニック®︎をしていると、呼吸とともに、内側のスペースが広がっていくような感覚があります。
どこかで止まっていた流れが、すこしずつほどけていくような。
そういうとき、動くことは「整えること」にもつながっているのだと実感します。
身体がすっきりすると、気持ちにも余白が生まれます。
それはほんの少しの変化かもしれませんが、毎日の中で、そうした小さな「変化に気づける感覚」はとても大切だと思っています。
最近は、「軸って、通り道のようなものなんだな」と思うようになりました。
力で立つのではなく、空間が通っていくことで支えられるような感覚。
そういう動きが生まれるとき、身体も気持ちも、ふっと軽くなっていくのを感じます。
ジャイロトニック®︎は、背骨の動きや呼吸、身体のつながりを大切にするエクササイズです。
からだの内側から動きが広がっていくような、流れのある動きを続けていきます。
私はもともとバレエのなかで「軸」や「重心」を探していました。
けれど、ジャイロトニック®︎に出会ってからは、それがもっと自由で、内側から支えられるようなものへと、自然に変わっていったように思います。
自分の動きと、静かに向き合うような時間。
はじめは小さな感覚からでも、少しずつ内側が開かれていくような変化があります。
どれくらい動くかではなく、どんなふうに感じながら動いていけるか。
だからこそ、ジャイロトニック®︎には、そんなふうにからだを見つめていける余韻があります。
今でも、初めて気づくことがたくさんあります。
これからも流れの中でゆるやかに変化していく。
そうしたプロセスを大切にしていきたいと思います。
ー Sachiko Shimura Ballet Studio ー
